6月30日（金）、2023年度HIROSHIMA & PEACE（以下、H&P）の第1回オンライン講
座を開催しました。

日本人学生や交換留学生に加え、アメリカやタイからの参加者も含め、26人が参
加しました。

今回は東京農業大学生物産業学部の佐藤史郎教授に、核廃絶を達成する過程で考
えられる課題についてお話して頂きました。佐藤教授は国際関係論を専門として
おり、主に核問題の倫理的側面について研究されてきました。

ディスカッションでは、「核抑止をどう考えるか」「核のタブーをめぐって私た
ちには何ができるか」といった問いかけをめぐって佐藤教授と参加者の間で意見
が交わされました。

H&Pは、2003年から毎年開催されている英語による夏季講座です。世界各地から
学生が集まり、「ヒロシマ」と「平和」について学ぶとともに、ディスカッショ
ンを行います。2023年度は新型コロナ・ウイルス感染症の影響をふまえ、オンラ
インで計3回の講座を開催しています（6月30、7月7・14日）。