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ユニークなインターンシップ

トップ教育の特徴ユニークなインターンシップ

国際学部では学生の卒業後の準備に向けて、さまざまなインターンシッププログラムを用意しています。
大きく分けると、「企業インターンシップ」と「学校インターンシップ」があります。
インターンシップ参加者は、一定の条件を満たせば、学部の専門科目「国際研究特講」として単位(2~4年生対象で2単位)が認定されます。

企業インターンシップ

現在、多くの企業が大学生を対象としてインターンシップを行っています。企業によっては学生の採用活動と強く結び付けているところもあり、学生のキャリア形成を考える上で、インターンシップは欠かせないものとなっています。国際学部では毎年多くの学生がインターンシップに参加しており、その数は年々増加しています。参加した学生は、インターンシップを通じて自分の仕事への適正や働くことの意義を見つけ、社会へと羽ばたいてゆきます。

企業インターンシップ

企業インターンシップ体験談 
(2015年度生 六車佳季美)

  • 研修の主な内容

  • 私は8月下旬から約2週間、地元の自動車メーカーでインターンシップの機会をいただきました。そのうち、約1週間は広島本社で会社の概要を学んだり、グループディスカッションを中心とした事前研修を受けました。その後、今度は東京本社で2日間、静岡で3日間の業務体験をさせていただきました。インターンシップの課題として、全日本学生フォーミュラ大会に参加することが求められました。

  • 研修参加の感想

  • 本当に多くの貴重な体験させていただきました。また、見知らぬ土地に出向いての研修は視野を広げるよい機会になりました。事前研修のグループディスカッションや全日本学生フォーミュラ大会では自発的に行動したり意見を言ったりしなければならず、自分自身が以前よりも積極的になったと感じています。お世話になった会社の関係者やインターンシップに参加するにあたって支援してくださった皆さんに心から感謝しています。

  • 企業インターンシップ体験談

    全日本学生フォーミュラ大会に参加したときの写真

広島東洋カープ企業インターンシップ
(ドミニカ共和国カープ野球アカデミー)

国際学部は、広島東洋カープのご支援のもと、ドミニカ共和国カープ野球アカデミーでの企業インターンシップを実施しています。
国際学部の学生は、アカデミーにおいて現地スタッフの指導を受けながら約半年間の研修に取り組みます。
約1か月の国内事前研修(広島)を受けた後、約5か月間の現地研修(ドミニカ共和国)に入ります。2009年からスタートした全国でも極めてユニークな研修プログラムです。これまでに15名を超える学生がこの研修に参加し、全員がたくましく成長して帰ってきました。
研修では、例えば、練習試合の際のビデオ撮影やスコアブックを付けるお手伝いや、ドミニカの選手やコーチ、スタッフの日本語指導を行うなど、アカデミーの業務を補佐します。また、現地でスペイン語を使いながら自分の知りたいことを調べ、その中で開発途上国(ドミニカ共和国)の実情や社会的課題を体験的に学びます。

広島東洋カープ企業インターンシップ

カープ野球アカデミーは、1990年に広島東洋カープがドミニカ共和国に設立した野球学校です。地元の有望な若手選手を発掘し、プロで通用する選手へと育成する役割を担っています。

米国大使館・総領事館インターンシップ

国際学部には米国大使館(東京)と米国総領事館(大阪)でインターンシップが受けられる制度もあります。このプログラムには、毎年2名程度の学生が選抜され、修了者には大使館・総領事館側から認定証(写真)が授与されます。期間はおよそひと月で、派遣学生には大学から滞在費等の助成も行われます。大使館や総領事館は国交の窓口、でもそこではどんな業務が行われているのでしょうか。

米国大使館・総領事館インターンシップ

米国総領事館インターンシップ体験談 
(2015年度生 沖澤みちる)

  • 研修の主な内容

  • 主にスタッフの補助作業を行いました。具体的な勤務内容は企業リサーチやレポート作り、記事集めで、その他には、イベントやセミナーにおける受付やエスコート、さらにはミーティングに参加する機会もありました。

  • 研修参加の感想

  • インターンに参加している他の学生やスタッフの皆さん、それにイベントでお会いした方から多くの刺激やアドバイスをいただきました。短い期間ではありましたが、職場に表れる日米の文化の差や職場での振る舞い方を学ぶことができました。

学校インターンシップ

国際学部ではインターンシップへの参加を奨励していますが、それは企業だけではありません。小学校や中学校などで研修を受けることもできます。教職希望者はもちろん、教育問題を考えたり、子どもたちと接するのが好きな人にとってももってこいの機会です。

学校インターンシップ

朝の会での挨拶(左)と書道の授業での補助(右)

学校インターンシップ体験者談 
(2014年度生 宮本結香)

  • 研修の主な内容

  • 私は「広島市立広島特別支援学校」で9 月~ 12 月の3 か月間、インターンシップを体験させていただきました。実習内容は各教科(国語、数学、音楽、体育など)の授業における先生方の補助や知的障害をもつ児童・生徒の介助、それに休憩時間に子どもたちと一緒に遊ぶことでした。

  • 研修参加の感想

  • 私は、教職に興味があり、教員免許の取得を目指しています。3年次に介護実習があり、そのときの介護体験から特別支援教育に興味を持ちました。このときの実習は2日間だけでしたが、その後、学校インターンシップで長期受け入れていただき、児童・生徒の個性を深く知ることができました。もちろん、何が起こるかわからない、油断の許されない教育現場でした。しかし、同時に児童・生徒の笑顔があふれる場でもありました。現場での先生方の指導方法や、子どもたちの実態とのかかわり方など、多くのことを学ぶことができました。こんな体験は学校インターンシップ以外ではできなかったと思います。自分の視野を広げることができ、この体験から特別支援教育に携わりたい気持ちがさらに強くなりました。

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