掲載している情報は、全て取材当時のものです。現在は異なる場合があります。
フィリピン・ミンダナオ紛争影響地域社会経済復興支援調査にて
ラオス・サバナケット県及びサラワン県における一村一品プロジェクトにて
どんな状況でも自分の軸をしっかり保つ市大での学びが人生の礎に。
「現地政府と地域住民の視点に立った活動を」
開発コンサルタントとして日本の政府開発援助(ODA)に携わっています。日本のODAには、援助政策を策定する日本政府、具体的なプロジェクトを企画立案する国際協力機構(JICA)などさまざまなアクターが関わっていますが、現場最前線でプロジェクトの実施を担うのが開発コンサルタントであり、現地政府と地域住民双方の視点に立って活動することに大きなやりがいを感じています。その一方、私たち開発コンサルタントは、途上国の厳しい生活・治安環境の中、異なる文化や慣習、制度に適応するだけでなく、時にはそれらと闘う姿勢も求められます。孤独や葛藤の中で、乗り越えなければいけない困難もまた大きい仕事だと思います。
「抑圧に苦しむ人たちを支援したい」
そんな私を支えてくれているのが市大時代、学部横断の講義や課外活動を通して多種多様な価値観に触れ、学んだ“自分の軸をしっかり保つための術”で、私のゆるぎない礎になっています。今後は国際協力という枠に縛られることなく、国内においても何らかの抑圧に苦しむ人たちを支援する活動、そしてそれができる後進を育てる活動にも携わっていきたいと思っています。
(旧学部ウェブサイトから転載)
番組制作は「チームワーク」から(右からカメラマン、現地コーディネーター兼運転手、本人、リサーチャー)。
ニュース番組からドキュメンタリー、中継まで、ディレクターの業務は多岐にわたります。
2万人を集めたバラク・オバマ氏の演説会。大激戦となったアメリカ大統領選挙を住民はどう見たのか、格差社会で分断される中間層に密着。
「現場主義」の先生から学んだ、現場を見つめる視点の大切さを実践。
「現場主義の番組制作」
NHKで、取材から提案、撮影、編集、そして放送するまで一貫して番組制作に携わる“ディレクター”という仕事をしています。初任地は沖縄局で、沖縄戦の傷跡を見つめる番組や、高校野球球児の成長を追ったドキュメンタリーなどを手がけました。2007年8月に東京の本局に異動した後、緊迫するミャンマー情勢の舞台裏を検証する番組や、日本の遙か先を行く格差社会アメリカの実態と大統領選挙における住民の選択を描く番組を制作しました。市大の最も好きなところは、気持ちが若い“現場主義”の先生が多くいることです。本だけに学ぶのではなく、「現場を見ろ、現場で感じろ」と肩を押され、現場に出向き、当事者に話を聞くなど、実際に行動に移したことが今の私の原点となっています。国際学部で、経済から政治、古典から現代史まで、とにかく幅広く勉強できたこともこの仕事に大きく役立っています。
「多くの可能性を与えてくれる国際学部」
市大は「何かを学びたい。知りたい」というやる気と努力さえあれば、多くの可能性を与えてくれる大学です。皆さんも、この大学で学びながら新たな歴史を切り開いていって下さい。
(旧学部ウェブサイトから転載)
もっと大きいビジネスを手掛けていきたい!
担当するお客様の課題を洗い出し、それに対するソリューションを検討し、提案していくのが営業の私の仕事です。自分が提案したソリューションによって、お客様の業務が改善され、高い評価をいただくことにやりがいを感じますね。大きな仕事を任せてもらっている責任の重さ、プレッシャーもありますが、お客様にとって、会社にとってよい提案か、また自分にとって納得できる提案か、常に3つの視点で物事を考えるように心がけています。仕事柄、大企業の役員の方々とお会いする機会も多いのですが、国際学部で学んだすべての授業が、お客様とさまざまな視点で会話する上で私の大事なバックグラウンドになっています。CALLを利用したインテンシブ英語学習プログラムで培った英語力もどんどん活かして、今よりももっと大きいビジネスを手掛け、とっていく営業になれればと思っています。
(旧学部ウェブサイトから転載)