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本学の学生が日本ロシア・東欧研究連絡協議会 サマースクールの参加者に採択され、研究助成 を受けました

国際学部3年生の柿沢百香さんが、北海道大学スラブ・ユーラシア研究センターで開催されたJCREES(日本ロシア・東欧研究連絡協議会)サマースクールの学部生参加者11名のうちの一人として採択され、研究助成を受けました。柿沢さんは大学院生を含めた全国の参加者のうち、最も遠隔地からの参加でした。

サマースクールの詳細:
https://src-h.slav.hokudai.ac.jp/jcrees/summer2023.html

2023 JCREESスラブ・ユーラシア研究 サマースクールに参加して 広島市立大学国際学部3年 柿沢百香

「2023年8月24日、25日の2日間にわたって、北海道大学スラブ・ユーラシア研究センターにて開催された2023年度JCREESスラブ・ユーラシア研究サマースクールに参加させていただきました。

私は斎藤祥平先生ゼミで研究している、ナチス占領期フランスにおける亡命ロシア人についての発表をしました。これまで日本語の資料を中心に見ていましたが、サマースクールでの講義や他大学の学生の発表に刺激を受け、外国語の文献や当時の西側向け新聞などの資料にも手を付けてみることに挑戦してみようと思いました。また、私の発表を聴いてくださった方々から、ユダヤ人や満洲など、亡命ロシア人とナチス政権に共通項を持つ領域にも目を向けてみることをアドバイスしていただいたため、研究を深めるためにも試みてみようと考えました。

  北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター入口(執筆者撮影)

ロシア国内に限らず、中国やウズベキスタンなど広範囲に渡る地域を舞台とした多岐にわたる分野の講義を聴くことで、自身の視野を広げることができました。また、プログラム外の出来事になりますが、スラブ・ユーラシア研究センター所蔵の図書が多く用意されていたものの、ロシア語の学習が不十分な私はどれが何に関する文献なのかが全く分からず、一つも手を付けることができませんでした。言語が分からなければ情報の価値すら分からないことを痛感し、ロシア語及び研究対象地の公用語であるフランス語の学習にますます意欲を燃やすようになりました」

   北海道大学札幌キャンパス クラーク博士胸像(執筆者撮影)

(注記:柿沢さんが1年生の時に選択した第二外国語はドイツ語でしたが、新たにロシア語等の習得に取り組んでいます)。

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