12月16日(金)、特別講義「アフガニスタン国家建設の課題」をオンライン開催しました。
講師は公益財団法人中東調査会の青木健太さん。東京から講義をライブ配信する形で行いました。
最初に講義をよりよく理解する上で必要となるアフガニスタンの民族構成や歴史についてご説明いただいた後に、2001年の軍事介入後のアフガニスタンにおける国家建設についてお話いただきました。
トランプ政権下に締結された「ドーハ合意」、外発的だったイスラーム共和国の成立過程、2021年政権崩壊の諸要因などについて解説していただきました。
特別講義には国際学部の学生と教員30人が参加し、講義後には活発な質疑応答が行われました。
質疑応答では、タリバン暫定政権後の女性に対する教育について、抗議活動参加者の身の安全、タリバン暫定政権後のアフガニスタン国内のテロ活動をどのように理解すればよいのかといった質問などがあがりました。