11月26日(金)、特別講義「欧州安全保障協力機構ウクライナ特別監視団での活動」をオンライン開催しました。
講師は外務省総合政策局人権人道課の米光雅宣さん。東京から講義をライブ配信する形で行いました。
最初に講義をよりよく理解する上で必要となる欧州安全保障協力機構(OSCE)やウクライナ紛争についてご説明いただいた後に、ウクライナ特別監視団(Special Monitoring Mission to Ukraine: SMM)についてお話いただきました。
SMMのマンデート、日々の職務、また近年では停戦監視に無人航空機(UAVs)が活用されている実態などについて解説していただきました。
講義の最後には、武力紛争への対応策を考える際にその前提となる事実の信憑性の確認が重要であるように、何事においても情報の信憑性を自分自身で確認することが大切というメッセージをいただきました。
特別講義には国際学部の学生と教員20人が参加し、講義後には活発な質疑応答が行われました。