フランス• ポワティエ大学人文社会科学研究科にて博士号取得。専門はフランス18世紀文学で、主にレチフ・ド・ラ・ブルトンヌの自伝的小説について研究をしています。現在は文学研究のほかに、フランス• ブルターニュ地方をフィールドに地域語教育運動の実態に関する調査・研究も行っています。
18世紀のフランス文学について学びます。絶対王政が綻びを見せ始め、フランス革命へと突き進んでいく激動の時代に生まれた文学作品について、小説を中心に講読、解説を行います。
フランス革命以後、「一つにして、不可分のフランス」を掲げ一言語主義を押し進めてきたフランス政府の方針のもと、国語そして国際語となったフランス語とその陰で消滅の危機にさらされている地域語について、主に歴史と言語政策史の観点から考察します。
大言語と少数言語の共存をテーマに、国際社会、国家、地域における言語の今日的様相について様々な角度から考えていきます。