歴史学専攻。中国華南近代史及び華僑論が専門。とりわけ華南及び世界の華僑の中でも少数集団である「客家(ハッカ)」社会の成立及び現在の動向を研究中。
第二次世界大戦から現在までの現代中国史と中国を巡る国際情勢を最新の研究成果を紹介しつつ考察する。中国が今も昔も東アジアの大国であることに変わりはないが、如何なる意味で「大国」なのかという意義については激しい変遷がある。本講座ではアジア、ひいては世界の中の中国という観点から現代中国の概要を紹介し、それに対する理解を深める事を旨とする。
中国の近現代社会を理解するに当たって必要と思われる項目を、華南地域の漢族社会と華僑・華人を中心に取り上げ、華南社会と華僑が多く居住する諸外国への理解を深めるのを目的とする。
中国文化の中でも、中国のみならず東アジア全域、ひいては東南アジアにまで影響を及ぼした文化を中心にとりあげ、中国を中心としながらも東アジア全体を理解する一つの契機とする。
中国文化が東アジア全体に大きな影響を及ぼした事はあらためて言うまでもないが、その一方、日本にはさほど知られていない独特の文化も多く存在する。本講座ではあまり日本では紹介されていない中国文化を取り上げ、より深く中国を知る契機としたい。
近現代の中国を中心とした国際関係について考察します。
華僑のネットワーク その歴史と現状を紹介、考察してゆきます。
書名 | 近代客家社会の形成 「他称」と「自称」のはざまで |
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出版年 | 2007年 |
出版社名 | 風響社 |