広島市立大学国際学部および大学院国際学研究科が課程認定申請を行っておりました教職課程について、2024年12月10日付で文部科学省より認定を受けました 。
これにより、従来の英語の教員免許に加えて、2025年度入学生からは社会科などの教員免許の取得が可能になりました。
国際学部 |
中学校教諭一種免許状(英語) 中学校教諭一種免許状(社会) ※ 2025年度入学生より取得可能 高等学校教諭一種免許状(英語) 高等学校教諭一種免許状(地理歴史) ※ 2025年度入学生より取得可能 高等学校教諭一種免許状(公民) ※ 2025年度入学生より取得可能 |
国際学研究科 |
中学校教諭専修免許状(英語) 中学校教諭専修免許状(社会) ※ 2025年度入学生より取得可能 高等学校教諭専修免許状(英語) 高等学校教諭専修免許状(地理歴史) ※ 2025年度入学生より取得可能 高等学校教諭専修免許状(公民) ※ 2025年度入学生より取得可能 |
地域や社会に貢献する選択肢の一つとして、国際学部および国際学研究科における多様な学びを、教員免許状の取得に結びつけることができます。
⑴ 社会
国際学部では、「豊かな学識と広い視野に基づいて、グローバルな観点から平和で持続可能な国際社会の実現や地域社会の持続的な発展に貢献できる人材」の育成を目指し、SDGs達成のために必要とされるグローバル・コンピテンシーの育成事業などにも参画しているところであり、国際学部で社会科の教員養成を、また国際学研究科で社会科教員の専門性を高めることは、重要な意義と必要性があります。
⑵ 地理歴史
国際学部および国際学研究科のカリキュラムは、現代世界の地域的特色と日本および世界の歴史の展開を、調査や諸資料から得たさまざまな情報を踏まえて適切にまとめる力に対応しており、加えて被爆地広島という地域的特色や歴史を幅広い分野から学ぶことも、「広く相互的な視野から多面的・多角的に考察する」という地理歴史科において育成が目指される教員の資質・能力に結びついています。
⑶ 公民
公民科の専門性と深く関わる政治や経済の諸課題の理解および選択や判断の手掛かりとなる概念や理論は、国際学部における学びのうち、国際関係の理論や歴史、人々の生活の基礎である経済や社会のあり方、経営や経済の視点、多様な考え方を持つ人々との共生に関する理論や実践と関わっています。また、国際学研究科では公民科教員の専門性を具体的な諸課題の探究とともに深めることができます。
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