国際学部の新入生・在学生のみなさんへ

新年度を前に入学式を中止し授業開始を2週間遅らせるなど、新型コロナウィルス対策のために、ご不便をおかけしています。特に、新入生のみなさんは、親しんだ学校や地域から離れた矢先のことで、戸惑いや不安を感じていると思います。ですので、新年度の授業開始に先立ち、いくつかのお願いとお知らせをお届けします。

第1に、新年度の開始前だけでなく開始後にも、自分が感染しないだけでなく、人に感染させないために、ともに行動しましょう。繰り返しになりますが、その基本は、マスクの着用など咳エチケットと手洗い・手指消毒および「3密」を避けることです。また、クラブやサークル活動および学内合同企業説明会が予定されていますが、過去2週間以内に発熱や咳などの風邪症状がある場合は、登校を自粛するよう求められています。

特に、新入生のみなさん、国際学部の教職員は、授業開始の延期による様々な不便をできる限り減らすだけでなく、何よりもみなさんが安心して学生生活を送ることができるように、感染リスクを低める授業を準備しています。

第2に、発熱や咳が続くなど少しでも感染が疑われるときは、登校はせずに安静にして待機し、その旨を大学の事務局または国際学部の指導教員に届け出てください。この場合は欠席扱いにはなりません。通常であれば、病欠届（出席扱い）には診断書が必要ですが、国の指針に基づき、大学としても診断書を求めません。

私たち国際学部は、新型コロナウィルス対策において学生のみなさんの不利益や不便にならないよう十分に配慮いたします。ですから、何か不安に感じることや、わからないことがありましたら、何の心配も遠慮もいりませんので、大学の事務局や国際学部の指導教員に届け出て相談してください。

自分が感染しない・人に感染させない行動により、新年度からの大学生活を安全に送ることができるよう、いっしょに頑張りましょう。

2020年4月3日　広島市立大学国際学部
学部長　金　栄鎬（KIM, Yeongho）