氏名 : | 岡本 はづき |
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学部・入学年度: | 国際学部・2011年度 |
期間 : | 2013年9月~2014年12月 |
留学先 : | パレスチナ ヘブロン |
インターン先 : | (NPO法人ピースビルダーズ) |
インターン先の駐在員の方が市立大学の出身で、自分の指導教員とも面識があったことがきっかけでした。
インターン先であるパレスチナ問題に関心があり、実際に現地に住み、何かやってみたいという思いがあったため、迷うことなくパレスチナを選択しました。
インターン前は誓約書を書くだけでした。また、現地到着後は特に手続きはありませんでした。面倒だったことは特にありません。(インターン先の団体がフランクだったことに理由があると思います。)
出国前にアラビア語を少しやっておいたことはとても良かったです。最低限、文字を読めるようにしておくと更に良かったと思います。
全て込みで約50~60万円だったと思います。インターンの前と途中に他国を旅行したので、その費用を抜けばもう少し安くなると思います。
ちなみに1カ月の家賃が$300(食事、洗濯付き)の所に滞在していました。自分が住んでいる所からインターン先までの交通費は、インターン先が負担してくれました。
資金関連については特に調べていなかったのですが、「トビタテ!留学JAPAN」という奨学金支給制度があり、それはかなりお得なはずです。
私は現地に友人がいたため、住まい等が落ち着くまでは面倒を見てもらっていました。留学やインターン先の国に知り合いがいるというのはかなり強みになると思います。
・うどんのスープ!うどんの麺は日本食を売っている所で買え、最悪自分で作れますが、スープはそもそもだしの入手が困難で自分ではなかなかうまく作れないため、あると便利です。特に胃腸を悪くした時にはやはり日本食です。
・病気をしたときはつらいので、ポカリスエットの粉なども便利だと思います。
・コンパクトに収納できるジャケットや寝袋は、どこかにキャンプに行くときに便利です。寝袋は南京虫対策にもなります。
特にありませんが、パッキングはいつも直前です(笑)
駐在員の人の知り合いを何人か紹介してもらったのと、「English Pal」で検索して気になる所の大家さんに自分でコンタクトをとって物件を見せてもらいながら決めました。私はインターン中に1度住む所を変えました。最初の所は場所も条件かなり良かったのですが、大家さんとあまりうまくいかなくなってきたので引っ越しました。次の所はとても良かったです。
国際プリペイドカードでお金を管理していました。
出国前にいくらかお金を入れておいて、足りなくなったら家族に入金してもらっていました。
ネットで残金や入金履歴を確認できるため、とても便利です。何より、現地通貨で引き出せるところが良いです。
現地で小さい携帯電話を買い、SIMを入れて使っていました。契約は簡単で、お店でSIMを買い、少し初期設定をするだけという感じでした。単純なやり方ですぐ使えました。
イスラエルとパレスチナではSIMが異なる為、私はダブルSIMの携帯電話を購入しました。本体は日本円で4,000円くらいか、もしくはもう少し安かったと思います。インターネットは自分のiPhoneやパソコンで使用していました。住んでいた所にはWi-Fiが付いていました。この小さい携帯電話は海外ではほぼいろんなところで使用でき、面倒な手続きは不要で、現地のSIMを購入して差し込むだけですので、とても便利でした。
元々パレスチナに友人がいたため、その人の友人を紹介してもらっていました。また、毎日バスに乗っていると、たまたま乗り合わせた人と友達になることもありました。
友達の自宅や大学を訪問したり、街を案内してもらったりしていました。パレスチナに住む日本人でアラビア語を学んでいる留学生とも頻繁に情報交換していました。
現地の街(県)のホームページにはその街のイベントが載っていて、便利だった。
ベツレヘムにできた寿司レストラン
スーパーは「ジョージスーパーマーケット」(品揃え良く、冷凍の豚肉を売っている!)
難民キャンプを訪問していたときに豪雪に見舞われ、1週間家に帰れなくなったことがありました。その間、キャンプでは数時間おきに停電が起こり、シャワーは電気が付いている間にささっと浴びるといった生活をしていました。焚き火の前に5時間ほどいて、宿泊先の友人家族といろいろな話をしました。寒くて辛かったですが、あたたかい人々と温かい食事で嫌な思いは吹き飛びました。
パレスチナは防犯の面ではかなり安全でした。ただし、友人がスリの被害に遭いそうになったと言っていたので油断は禁物です。貴重品は常にスーツケースに入れて鍵をかけていました。
また、家の部屋はいつでも大家さんやその家族が入れる状態だったため、部屋の中でも鞄は閉めたままでいることに注意していました。
パレスチナはイスラム教徒が多いです。イスラム教徒がいる地では、特に服装や言動には少し気を付けなければならないと思います。特に女性はノースリーブ、短パンは夏でも避けた方が良いです。どこに行ってもその土地のモラルというものがあると思います。そういうことをきちんと考えた上で行動するのであれば大丈夫だと思います。