氏名 : | 山下 祐樹 |
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学部・入学年度: | 国際学部・2011年度 |
期間 : | 2014年4月~2015年1月 |
留学先 : | イギリス ロンドン |
学校名 : | Golders Green College |
〇夏期集中講座「Hiroshima and Peace」に参加し、以前から行ってみたいと考えていた海外留学へのモチベーションを高めることができたことがきっかけで、渡航を決めました。
〇「Hiroshima and Peace」で出会ったポーランド人の友人がロンドンに滞在中で、その友人が熱心に誘ってくれたことがロンドンへ留学する決め手となりました。
私の場合は比較的直前に海外留学を決定したので、渡航までの時間が限られていたこともあり、数々の必要書類を全てそろえることに大変苦戦しました。何よりもまず、留学するのであれば何事も早めに決めて早めに行動することが大事だと思います。
□渡航費:往復約12万円
□保険料:約10万円(約9か月)
□教材費:合計約1万円
□家賃:月額約8万5000円
□生活費:月額約5万円(よく遊んでいたので、普通ならもっと安く済むはずです)
現地ではみんな「Gumtree」というサイトを使っていました。短期のアルバイト探しや趣味の共有もできました(私はこのサイトでサッカーチームを見つけました)。語学交換のパートナーを探している人もたくさんいるので、うまく利用できれば留学中の助けになると思います。
※語学交換:母語の異なる人同士がお互いの言語学習を助け合うこと
クレジットカードの発行や海外でも使用できる銀行口座の開設に時間がかかり、焦りました。早めに準備すると良いと思います。
学校に近いという条件で住む場所を探していたときに、友達が住居を紹介してくれたのでそこに決めました。すでに友人が住んでいたということもあり、イタリア人2人、ハンガリー人2人、スペイン人1人という構成のシェアハウスでしたが、非常に楽しむことができました。
新生銀行で口座を作り、月1回母親にお金を振り込んでもらい生活していました。また、自分のクレジットカードで支払うこともありました。
携帯電話がないと不便なので、現地でSIMフリーの携帯電話と1カ月間のSIMカードを購入しました。SIMカードの期限が切れた後はこちらから電話をかけることはできませんが、かかってきた電話に出ることはできるので、何かあるときはいつも友達に電話をかけてもらうよう頼んでいました。最初の月は1500円のSIMカード代がかかりましたが、その後は0円です。
〇午前中に15分休憩を挟んで2つの授業がありました。
〇クラスは能力別に7段階に分かれており、クラスごとに授業の内容が異なっていました。私のクラスでは主にIELTSという英語検定試験の対策をやっていました。
私の場合は自然と友達になっていました。私のように語学学校に行けば、周りのみんなは友達が欲しい人ばかりですし、普通に過ごしていれば友達はできると思います。この場合だと母国語話者の友達を作ることは難しいかもしれませんが、一人友人ができればいろいろなパーティーに呼んでもらえるので、パーティーに参加していけば自然と友達もたくさんできると思います。私は母国語話者の友人も最終的にはたくさんできましたし、その人たちと毎日パーティーをして過ごしていました。
□「Londonist」…ロンドンでどのようなイベントが行われているのか把握できます。
□「Gumtree」…いろんなコミュニティに参加するのに活用できます。
〇スーパーは断然「sains’ bury」です。ロンドンで一番安いスーパーで、ほかと比較すると毎回日本円にして300円程度変わります。
先ほど「Hiroshima and Peace」で出会ったポーランド人の友人の話をしましたが、彼女に誘われてポーランドに2回旅行しました。そのときは2回とも彼女の実家に滞在させてもらい、クリスマス、イースターというキリスト教徒にとって重要な期間を彼女の家族と過ごすことができました。そこで受けた待遇は一生忘れることはありません。本当に家族の一員として扱ってもらい、今まで受けたどんな待遇より素晴らしいものでした。
ロンドンに来るのであれば夜の公園には注意してください。私は夜中の1時に7人ほどの友達と公園を歩いていて、黒人の男性グループ5人にナイフを突きつけられ、友達1人がiPhoneを盗られるという事件に遭ってしまいました。また、East London の方は基本的に治安が悪いという評判ですし、場所を選んで暗い道を歩かないようにしておくと良いと思います。
注文の際に丁寧な英語を使用すること(Could I have ~ for me please? Do you mind if I ~ ? など)、ティーをもらう際にソーサーごと持ち上げることなどのマナーは知っておくべきだと思います。私はこれで一度店員の機嫌を悪くしたこともありますし、イギリス人の友人宅でお茶会に参加した際も私がカップだけ持ち上げた際に見せた友人のあの表情は今でも忘れられません。