氏名 : | 大鼻 健太 |
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学部・入学年度: | 国際学部・2010年度 |
期間 : | 2012年9月~2013年6月 |
留学先 : | 中国 北京 |
学校名 : | 国際関係学院 |
将来海外で仕事をしたいと強く思ったのが留学の決め手です。
留学先については、英語以外の外国語を習得した方が将来に有利と考え、 中国に決めました。
留学前には日本でビザの取得と、必要な健康診断等を実施しました。
中国でも現地の役所で所定の手続きに加え、健康診断を実施しました。
欧米に留学した友人の経験を聞く限り、中国留学の手続きは比較的簡単に感じました。
・渡航費が往復で約8万円。
・寮費が月額約4万円。
・生活費が月額約6万円程度。
・保険は年間で約14万円。
合計で年間150万程度でした。
中国は物価の関係で欧米圏への留学より比較的安く滞在できたと思います。
日本人向けのフリーペーパーが発行されており、 日本人向けのお店、日本人会の案内、留学生にお得な情報等良く情報収集していました。 (日本料理店等に置いてありました)。
中国では日本資本のお店(伊勢丹、イオンモール、ユニクロ…) が多く現地で買えなくて困る物はあまりありませんでした。
常備薬、コンタクト等特定の商品でなければダメだ、というもの現地で見つかるかわからないので、 極力持参するのが良いと思います。
ビザの手続きが直前まで終わらず焦りました。
書類の申請等少し面倒ですが、早め早めに済まして置くのが良いです。
留学先の学校が用意してくれた寮に住んでいました。
世界中からの留学生が居住する寮で、多くの海外の友人が出来楽しかったです。
住居については特に不満はありませんでした。
新生銀行の口座を開設して使いました。
現地のATMから現地通貨でお金が下ろせるので便利でした。
海外のATM対応の口座を日本で開設するのが良いと思います。
プリペイド式の携帯電話を現地で購入し使用しました。
日本からSIMフリーのスマートフォンを持っていくと一番便利かと思います。
始めの半年間は語学学校に通い、集中して中国語を学びました。
先生1人につき、3,4人のクラスだったので効果的に中国語を学べたと思います。
後半は大学で中国人の学生と机を並べて国際関係学等の授業を受講しました。
全て中国語でレポート、プレゼン等をする必要があり、 苦労しましたが、とても多くのことを学ぶことができました。
積極的にクラスメートと食事やパーティに出かけました。
臆せずにどんどん話しかけていくのがポイントだと思います。
現地の友達とは飲みに出かけることが多かったです、 時にはハイキング等アウトドアなこともしました。
「Asia VPN」というサイトのVPN接続サービスを利用してFacebookなどを利用していました。
北京にはイトーヨーカドーが何件かあり、 日本製品を購入したい際はだいたいなんでも買えるので非常に重宝しました。
また、調べれば日本人向けの漫画喫茶等もあり、漫画が恋しくなった時は篭っていました。
北京の冬はとても寒く、夜は外出出来ないほどで大変でした。
最初は慣れない環境で引き篭もりがちになったこともありましたが、 寮に住む欧米人の友人がご飯を買ってきてくれたり飲みに誘ってくれたり、 よく助けてくれたことは良い思い出です。
身一つで行った北京でしたが、現地に多くの友人が出来たのは大きな財産になりました。
夜道を一人で歩かない、知らない人にはついて行かない等、 日本で守る基本的なことを同じように守れば特に問題は無いと感じました。
良く言う話ですが、政治・宗教の話は人によっては敏感なので、 特に初対面の人との会話で話題にするのは避けた方が良いと思います。