氏名 : | 田中 枝美流 |
---|---|
学部・入学年度: | 国際学部・2013年度 |
期間 : | 2016年2月~2016年12月 |
留学先 : | 韓国、ソウル |
学校名 : | 梨花女子大学校 |
私費留学だと語学堂(語学学校)にしか滞在できないため、大学生活は体験できません。授業や普段の生活を通して、現地の人と話す機会がほしいと思ったことと、マスメディアに関する授業があったので、梨花女子大学校への留学を決めました。
・ビザの取得
・梨花女子大学校のポータルサイト上で、自分の情報の登録、寮の申請、志望理由書の提出、空港でのピックアップの申請、保険の申請
・学費の支払
・保険料の支払
・履修登録
・夏休みに開講されるサマーセッションの登録
・渡航費:約15~20万円(何度か日本と韓国を往復したため。日本からソウルまでの片道航空券は3000円~3万円)
・寮費:約50万円(大学の寮ではなく、民間の下宿 に滞在しました。月約5万円)
・生活費:約70万円
・保険:約12,000円
・福井県アジア人材基金の奨学金を利用しました。
・「コネスト」と「ソウルナビ」というサイトから、観光スポットやお店の情報を収集していました。
・ダイソーがあちこちにあり、日本で売られている商品も多いです。新村のMEISOUというお店は、安くてかわいく、なぜか全て日本語で商品名が書いてあるのでおすすめです。
・大学やソウルのカフェにはWi-Fiがあり、無料で使えます。
・日本のスマホをSIMフリーにしておけば、韓国のSIMカードを入れて韓国の電話番号を持つことができ、3G回線なども使えます。新村駅4番出口すぐの「JKモバイル」というお店には日本語ができるスタッフがおり、全て日本語で携帯電話の手続きをしてもらえます。3月は日本人留学生が詰めかけて込み合い、中古の端末も売り切れていることが多いです。
・クレジットカード、デビッドカード、海外ATM対応のキャッシュカードなど。
韓国の銀行口座の開設は、大学のオリエンテーションで説明があり、パスポートがあればできますが、時間がかかるのでその間のお金のやり取りに必要です。また、クレジットカードは航空券やホテルの予約に必須です。
・暖かい服、カイロ、裏起毛タイツ、ウインドブレーカーなど。
渡航してすぐ、寒さにやられて風邪をひきました。韓国にも防寒グッズはありますが、機能的で安いものは日本のほうが多いように感じました。
・薬類。
韓国で薬を買うとき、症状を韓国語で薬局の人に説明しなくてはならず、外国人にはハードルが高いです。
・4泊5日分の服や下着、洗面用具、タオルなど。
現地で売っているものも多いですが、売っているお店を見つけたり、揃えたりするのに5日はかかります。
・無臭の消臭剤(香り付きの消臭剤しか売っていませんでした。)
・渡航の一か月前に寮に入ることができないという連絡が来て、下宿探しが大変でした。
・以前、妹の友人が梨花女子大学校に留学しており、そのとき仲良くなった日本人学生を紹介してもらい、その人が住んでいる下宿に入れることになりました。
・地下鉄の駅や繁華街、大学に近く、移動に不便を感じませんでした。
・朝夕の食事付き、バスルーム付き、電気代ガス代込みで月5万なので安いほうだと思います。
・暖房のききが悪く、とにかく寒かったです。
・韓国の銀行口座に送金してもらい、そのお金をメインに使いました。NEO MONEY(国際キャッシュカード)もたまに使いました。航空券や金額の大きな買い物はクレジットカードで支払いました。
・JKモバイルというお店で中古の端末を買い、プリペイド式のSIMカードを契約しました。できるだけWi-Fiを使っていました。
・下宿では有線LANを使っていました。
・会話形式の授業でした。後期には新聞記事を要約して発表したり、グループになって討論したりもしました。
・PEACE Buddyという梨花女子大学校の学生チューターがイベントを企画してくれるので、毎回欠かさず参加しました。ほかの国からの留学生も交えて、ご飯を食べに行ったり、韓国の伝統家屋に泊まったり、遊園地に行ったりしました。特に仲良くなった梨花女子大学校の学生と、人気のカフェに3時間近く並んでパンケーキを食べたり、ショッピングをしたりもしました。
・コネスト
・ソウルナビ
・新村駅の8番出口に直結しているマート。
・明洞にある明洞餃子のカルグクスと、全州ビビンバ。
・新村のユタッストーリーというタッカンマリ屋さん。タッカンマリも、カルグクスもおいしいです。
・トゥッペギエイェスル(뚝배기의예술)という、新村にあるチゲ屋さんが安いです。
・新村にある4,000ウォンくらいでビビンバやプルコギが食べられるお店。
・新村の豚人(ぶたんちゅ)というラーメン屋さんは、接客も味も日本に近く、日本が恋しくなったときにおすすめです。
・梨花女子大学校の近くに あるパパのダイニングという日本料理屋さんがすごくおいしいです。
・初日に、大家さんの勘違いで下宿に入れてもらえず焦りました。寮の責任者の電話番号や、大家さんの電話番号、仲介業者の連絡先などは控えておき、渡航前に一度は直接連絡をとっておくと良いと思います。
・渡航してすぐ、部屋が寒くて風邪をひき、38℃くらいの熱が出ました。まだ保険料を大学に納めておらず、保険証もない時期だったので、病院にも行けず辛かったです。
・10月ごろ、部屋にカビが大発生して、鞄を3つ捨てる羽目になりました。
・『キヒャン』という、慰安婦の映画を無料で見ることができました。また、元慰安婦の方が住んでいる「ナヌムの家」にも行き、慰安婦資料館を見て、実際に元慰安婦の方のお話を聞きました。日本と韓国では、慰安婦に関する立場が対立しているような報道が連日されていますが、 その現実を目の当たりにし、貴重な体験となりました。
・あまり夜遅い時間は出歩かないようにしました。
・歴史や領土、政治に関することは言わないよう心がけていました。