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学部教員紹介

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古澤 嘉朗
FURUZAWA, Yoshiaki

職名
准教授
専門分野
国際関係論、紛争解決論/平和構築論

専門は国際関係論・紛争解決論。紛争後社会の警察機構の改革に着目し、紛争後社会において「国家」という枠組みがどのように(再)構築されていくのかという点に関心がある。地域的にはサブサハラ・アフリカ、近年は特にケニアやシエラレオネ、ルワンダへ調査で行くことが多い。著書には『ハイブリッドな国家建設』(共編著、ナカニシヤ出版、2019年)、『アフリカ安全保障論入門』(分担執筆、晃洋書房、2019年)、『平和構築へのアプローチ』(分担執筆、吉田書店、2013年)、『アフリカの紛争解決と平和構築』(分担執筆、昭和堂、2011年)などがある。

主たる担当授業科目

紛争解決論I・II

紛争解決論は、国際関係論から派生した、武力紛争という事象に特化した学問です。紛争解決論Iでは紛争解決論の基本的概念を体系的に学び(例えば、紛争を解決するとはどういうことを意味するのか?)、紛争解決論IIでは世界各地で展開されている国際社会による紛争解決の試み(時には平和構築とも呼ばれる)について理解を深めながら、その展望と課題を分析します。

International Politics i・ii

The aims of this course are to introduce and equip students with knowledge of International Relations, to better equip them with a critical mind to analyze the complex issues we are facing in today’s world.

ゼミ

「平和構築」と呼ばれる紛争後社会に対する国際社会の支援、グローバル化が進む中でサブサハラ・アフリカを取り巻く国際情勢の変化などについて学びたい学生を歓迎します。前期は平和構築に関する基礎文献の輪読・報告を中心に行い、後期は3年生は学期末までに卒業論文のテーマ(問い)を決めるための研究報告、4年生は卒業論文の進捗状況について報告します。国際機関やNGO職員、海外の大学教員の方をゼミにお招きして話を聞く機会も設けています。

また、他大学との合同ゼミも行っています(例:香川大学、東京外国語大学、長崎大学、立命館大学、立命館アジア太平洋大学など)。広島で平和研究・平和構築について学ぶという観点から、ゼミ生達は広島市の直面する「記憶の継承」や「平和教育」、日本の難民政策などに関する報告を行いました。

「講義」は知識をインプットし、「ゼミ」は主にアウトプットする場と考えています。受け身ではなく、積極的に自身の関心のあるテーマを探求したいという学生を歓迎します。

2015年度:立命館アジア太平洋大学との合同ゼミにて(夕食時)
2016年度:長崎大学との合同ゼミにて(集合写真)
2018年度:香川大学との合同ゼミ後
(集合写真)

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