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研究/教員紹介

教員と専門分野一覧

■氏名
西田 竜也
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■職名
准教授
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■専門分野
国際安全保障論
西田 竜也

外務省、国連開発計画(UNDP)での勤務を経て、ハーバード大学で公共政策を専攻し、博士号を取得しました。現在は、国際安全保障論I・II、HIROSHIMA and PEACEなどを担当しています。研究対象は安全保障や開発問題が中心ですが、関心は広く公共政策一般にあります。これまで20カ国以上で仕事してきており、国際関係理論の実際の政策や実務への適用に関心があります。どなたでも気軽に声をかけてください。

主たる担当授業科目

国際安全保障論機Ν 本科目は安全保障に関する入門コースで、安全保障を専門的に専攻する学生だけでなく、一般教養として学びたい学生も幅広く対象としています。前期の国際安全保障論Iでは、近現代の世界史から、「安定的な平和を作り出すために、どのような国際システムが効果的であったか。」を考えています。後期の国際安全保障論IIでは、安全保障に関する比較的新しい理論とケースを、特に日本やアジア太平洋地域に焦点を当てて取り上げます。

国際安全保障論機並膤惘ー業科目) 歴史的事例を分析し、安定的な国際安全保障システムに必要な条件や要因を考察します。

国際安全保障論供並膤惘ー業科目) 様々な論文を読み、理論・実証面から批判的に分析し、自分の仮説を構築していきます。

ゼミ

ゼミの内容

西田ゼミ集合写真本ゼミの専門演習では、学生それぞれが自ら選んだテーマを追求しています。例えば、「アメリカと中国は平和的に共存できるのだろうか。」「沖縄の在日米軍について、日本国民全体で負担を分かち合う方法はあるのだろうか。」「中国とのよりよい関係が築けていない原因は日本にもあるのではないか」「なぜ日本は無謀とわかっていながらも太平洋戦争に突入したのか。」といった疑問を、自らイニシアティブをとって勉強しています。最終的には、こうした問題提起に答えた結果を、論文や政策ペーパーとしてまとめ、発表することで、書く技術やプレゼンテーション技術を磨きます。また、学生のニーズに応じて、外交・防衛実務の関係者や研究者とのワークショップやラウンド・テーブルなどを実地することもあります。

ゼミの特徴

このゼミのキーワードは、《主体性》《ユニークさ》、そして《人生を楽しむ》です。
ゼミの演習は、それぞれの学生が関心のあるテーマを自らで考え、自らの好きなように追求するところに特徴があります。ゼミに集う学生は、皆それぞれに強い個性(ひと癖?)をもっています。一歩間違うと、「奇人変人の集まり」にもみえるかもしれませんが、みな愛すべき存在です。
個性的な学生たちの共通項をあえて探すとすれば、皆それぞれに人生を前向きに楽しんでいる、というところでしょうか。いつもそばで見ている私(西田)が元気をもらっています。

ゼミ生から一言


・西田ゼミは世界の戦争や平和問題を考える場所です。このゼミに入って良かった点は、自分で課題を考え取り組むと共に、それに対して的確なアドバイスをもらえる点です。世界の様々な問題を考えることは時に難しくもありますが、先生や周りの個性的な仲間たちのおかげで頑張れます。

・このゼミには志高く、モチベーションも常に高い、個性的でユーモア溢れる学生が集まってきます。これはひとえに、西田先生の魅力に引き寄せられてきているように思います。文量の多いペーパーは、時にきつく感じる時がありますが、自分の考えを文章としてアウトプットし、発表するということは、社会に出ても繋がる、とても意義のあることだと感じています。

・このゼミには大きく分けて2種類の学生がいます。〕ソ┐奮慇検´一風変わった性質を持つ学生(変人) (もちろん普通の学生もいます。) 活発な議論やゼミでの活動を通し、優秀な学生と一風変わった学生が交わることで、時に相乗効果、化学変化なるものが生まれ、新しい世界観を垣間見ることができます。

・ゼミは自由です。一人一人の個性と魅力を活かすことができます。自主性を発揮することは時に難しい。でも、個性のない人なんていないから大丈夫です。やりたいと思ったらなんでもできる!可能性がたくさん詰まった場所です。(2016年度卒業生)

スタディ・ツアー

西田ゼミ(国際安全保障論)では、ゼミ生の自主的な企画に基づくスタディ・ツアーを毎年行っています。

2012年at 沖縄
【目的】沖縄の基地問題を考える
【訪問場所】在沖縄米国領事館、米軍海兵隊基地(キャンプフォスター)、沖縄国際大学、沖縄戦跡など

  • 沖縄にて
  • 沖縄にて

2013年at 東京
【目的】安全保障に実際に従事する人々や関連する現場への訪問を通して、自分たちの知見を広げる
【訪問場所】海上自衛隊横須賀基地、国会議事堂、靖国神社、防衛省、自由民主党・河野太郎議員との会談

  • 2013年度 at 東京

2014年度at韓国
【目的】日韓関係につき、現地を直接見ながら考え知見を広める
【訪問場所】外務省、防衛省、大統領府、成均館大学

・ツアーの感想
このツアーの目的は韓国の官僚の方々や学生たちとディスカッションや質疑応答を行い日韓関係に関する理解を深める事で、韓国の大統領府・外務省・防衛省を訪問し官僚の方々と対話するなど非常に貴重な経験が出来ました。中でもこのツアーで私が得られた財産は、対話を通じて韓国という国に対して信頼感を持てた経験にあると考えています。私たちが韓国を訪問した当時は、日韓関係について竹島問題やヘイトスピーチなど冷え込んだ報道が多かったのですが、韓国の官僚や学生たちとの対話を通じて彼らを良く知り、その建設的で柔軟な考え方に触れるにつけ、実体験の中で彼らに対して強い信頼感を感じることが出来ました。この経験によって、世界中のあらゆる人と信頼を築いていける可能性 を実感しました。

  • 2014年度 at 韓国

2016年度 at 中国
【目的】日中の学生が日中関係の諸問題について議論することで、日中双方のギャップを実感し、その上で本音の議論を通して日中両国の学生の相互理解を促す
【訪問場所】中華人民抗日戦争記念館 盧溝橋 日本大使館 国際関係学院 頤和園 万里の長城(八達嶺)

・ツアーの感想
大学で国際関係について学んでいると、どうしても国というものをマクロな視点のみで判断してしまいがちです。このツアーを通じて、現地で出会った、中国人一人一人との交流や国民の感覚等を感じることで、国というマクロな視点だけではなく、ミクロな視点、双方でその国のことを考えることができるようになりました。また、外から日本を見ることで、その国を鏡として客観的に自国のことを考えることもできるようになりました。歴史問題や領土問題など、とかく偏見の多い中国という国に対し、実際に現地へ行って自分の目と耳で国や人々を体感することは、とても貴重な経験となりました。これまで勉強してきたマクロな視点にプラスして、このツアーを通じて感じることができたミクロな視点双方で、これからの日中関係を考えるとともに、いっそう勉学に励んでいこうという良い刺激となりました。


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